●真珠(Pearl)
わたしには、真珠=アクセサリー(身につけるもの)でのイメージしかありませんでした。
でも深く調べると色んな事が分かったのでした。
真珠はダイヤモンドやルビーとは違い貝の体内で誕生する有機物なのです。
貝(母貝)に入り込んだ砂粒などの異物を貝自身が分泌液で異物を幾重にも包み込み真珠層を重ねていきます。
人間がカットして輝きを放つダイヤモンドなどと違い貝自身が時 間をかけてゆっくりと作り出す水中で起こる神秘的な宝石。
真珠を作り出す貝はたくさんいて、1000種類以上あるといわれています。
しかし!宝石として輝きをみせるのはほんの少しだけなのです。
【海水Pearl】
・アコヤガイ、クロチョウガイ、シロチョウガイ など
【淡水(湖水)Pearl】
・イケチョウガイ、イガイ、ドブガイ など
真珠の価値を決める条件
・巻き…真珠の価値評価は巻きと呼ばれる核(真珠の中心となる部分)を
取り巻く真珠層の厚みが重要になります。
年月をかけて育てた巻きの良い真珠ほど美しさを保ちます。
・てり(光沢)…光沢のことを真珠の場合「てり」といいます。
巻きが厚くきめ細かいほど光沢や輝きが良くなってくるのです。
・形…真円に近ければ近いほど価格も高くなります。
ただ、真円以外でも「天使の涙」と呼ばれるドロップ型の真珠も価値
が高いとされてるようです。
・キズ…キズの有無も真珠の価値を決める要素ですが、キズといっても
決してキズがついた訳ではなく、真珠が作り出したくぼみだそうです。
これを「真珠のえくぼ」と呼ぶそうです。
・サイズ…大粒であればあるほど価値は高い。それだけ年月がかかっているから。
・色…シルバー・ホワイト・ピンク・ゴールド・クリーム・イエロー・ブラックなど様々。
貝の種類によって色の価値も変わる様です。
|